プロローグ
”その昔・・・国造りのため諸国を漫遊する二人の神様がいた。
大きな方がオオクニヌシ。で、その足元にはスクナヒコナ。
旅の途中で病になってしまったスクナヒコナを癒すために温泉を探すオオクニヌシ。と、そこに大空から舞い降りたのは、まばゆい光をまとった火の鳥だった。”
第1話
”法興(西暦596年)道後のまちを見下ろす湯の岡にて、椿の花を愛でる男がいた。このお方こそ、後に聖徳太子と呼ばれる厩戸皇子。
推古天皇の摂政となってからの激務の日々。すっかりくたびれてしまった厩戸皇子が道後温泉でつかの間の休息をとっていた。
そこに白鷲のような一羽の鳥が舞い降りた。その鳥は厩戸皇子に何かのメッセージを伝えるのだった・・・。”

